くるみ製本(ソフトカバー)

一枚紙の表紙を本にする中身全体にくるむように包んだ製本です。

「報告書やプレゼン資料を効果的に使いたい!」
「自分で作成した作品集を本にしたい!」

などご用途に合わせた製本を、1冊からリーズナブル・短納期で作成できます。

卒業論文や修士論文などの各種論文、報告書、学校や研修会などの教材・テキスト、マニュアル、カタログ、議事録、自分で撮った写真を集めた写真集、絵日記や文集・詩集・俳句などの自費出版、また、記念本、同人誌、などいろんな本が作れます。

領収書などの書類や資料の整理にも最適です。

サイズの違う紙がはいっていたとしてもまとめてサイズに合わせた表紙を作り、一冊の本に仕上げることが出来ます。

書類や資料が整理がつかないときに製本しておくと、まとめて本棚や机のわきにすっきり置いとくことが出来ます。

論文の製本を頼まれるお客様で、自分のお手元に保存される分と学校等に提出される分を上製本で、各所に配られたりする分をくるみ製本で・・・という方が多いです。

 

●表紙について
レザックの表紙が定番です。常備5種類の色がございます。他、希望の色もご相談承ります。
また、カラー印刷したオリジナルの表紙をつけることが出来ます。
背中や表裏に箔押しや印刷で文字を入れられます。

レザックプリントサンプル



●大きさについて
さまざまな大きさのものを本にすることが可能です。A5、B5とA4とバラバラのサイズの本や縦長だったり横長だったりした書類を一冊の本にすることが出来ます。バラバラでいざという時に見つけるのが大変だった領収書や書類も一冊の本として整理出来ます。

●価格について
比較的安価です。予算に応じたカスタマイズがいろいろ出来ます。経費の削減するために 見返しや背中の厚紙をつけないで単価を安くすることも出来ます。逆に見返しにレザック等を使って豪華なかんじに仕上げることも出来ます。冊数が多いと単価をお値引きすることが出来ます。詳しくはお問い合わせ下さい。

●原稿の印刷・受け渡しについて
論文や同人誌など本の元になる原稿の印刷も承ります。またインターネットやメールを使ってのデータの受け渡しも可能です。データの種類やデータの受け渡し方法を事前に必ずご連絡ください。

 製本の手順


➀本にするもの(印刷した原稿や書籍・資料など)をまとめやすいように背中にあたる部分を平らにします。雑誌などは背中をカットして一度バラバラにします。
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②背中を製本用のミシンを使い、ある程度の枚数ずつ綴じあげます。または、背中をまとめてかるく糊をつけ固定して紙に対角になるように溝を刻んでいきます。
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③まとめて平らにした背中の部分にぎっちりと糊をつけ、一冊に固めます。       
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④後で表紙が中身ときっちり付くように見返しの紙を貼ります。
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⑤固めた中身の背中の厚みを測り、中身のサイズにあった表紙の紙を作ります。紙の中心に天地と厚み測った厚紙を貼ります。
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⑤表紙になるものをつつむように中身をくるんで背中にのりをつけ接着します。見返しの小口にのりをつけ接着します。
         
⑥天地や小口をカット(化粧断ち)して綺麗に仕上げます。

 

見返しを貼って表紙と中身との接着が強くなります。

 

 

背中に厚紙をあてることで本体が丈夫になり壊れにくくなります。